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動作介助の仕方4 ~起き上がり動作の介助方法~
今回は、「起き上がり動作の介助方法」を紹介していきます。
まずは、起き上がった姿勢の種類を紹介します。
起き上がった姿勢の種類
1.脚を伸ばしたまま座る場合(長座位)
※ベッド上での更衣や食事、布団から起きた時にこの姿勢をとります。
※ももの裏から膝の裏にかけてのすじが硬くなると、この姿勢をとりにくくなります。
2.腰掛けて座る場合(椅子座位)
※ベッド上での生活では、よくこの姿勢をとります。
次に、「仰向けから座位まで」の起き上がり動作の一例を紹介します。
「仰向けから座位まで」の起き上がり動作
長座位までの起き上がり動作の場合
一例を示しましたが、①寝返り→②横向き→③起き上がりの順番で起き上がると楽に行えます。
実際に片マヒのある方の起き上がり動作を紹介していきます。
以上で、今回のリハビリテーション講座を終わります。
次回は、「座位」について紹介していく予定です。
(参考・引用文献)
- (社)日本理学療法士協会編:家庭でできるリハビリテーション.アイペック,2001,p30-33
- 木村哲彦:イラストによる安全な動作介助の手引き.医歯薬出版,2001,p9、p37-40