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家庭で出来るリハビリテーションⅡ(口腔ケア,アイスマッサージ)

~はじめに~

今回の家庭で出来るリハビリテーションは、肺炎予防の為の口腔ケアと食事前に出来て効果のある訓練の一つであるアイスマッサージについて紹介したいと思います。
ちょっとした道具を揃える事で簡単に出来ますので参考にしてみてください。

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1.口腔ケア

意義
食事を口から食べていないと唾液の量が少なくなり、口の中は汚れやすくなってしまいます。その汚れを間違って誤嚥してしまうと肺炎の危険性が高まります。汚れは、細菌のため普通の食べ物を誤嚥するより何倍もリスクがあります。1)
そのため、口腔ケアは摂食・嚥下訓練の第一歩と言われています。
用具
  • 歯ブラシ → 歯磨きに使用
  • 補助用具 : スポンジブラシ、舌ブラシ、ガーゼ、綿棒など(図1)
    歯の隙間や舌の上、口の中の粘膜を磨いたり、拭いたりすることに使用します。
  • コップ(水、お茶など) :
    ブラシなどを洗ったり、ガーゼを湿らせるために使用します。

図1

方法

入れ歯を使用している場合は、まず入れ歯を取り出します。

口腔内洗浄を行います。状態がよければ誤嚥に十分注意してうがいまでします。うがいができない場合、ガーゼやスポンジブラシなどで口腔内全体を湿らせて食べ残しを取り除きます。

ブラッシング(図2)をします。力は入れ過ぎずに磨きましょう。

図2 ブラッシング法

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2.アイスマッサージ

意義
食事前に行うと食べ始めに起こりやすいムセの減少になります。また、口の中に食べ物を入れたまま止まってしまう人などに対して、飲込みの誘発に繋がります。2)
用具
1 綿棒
2 氷水
方法
氷水に綿棒をつけて、上あご、舌(約10回ずつ)を刺激します。(図3)

図3
の部分を刺激します。

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~おわりに~

今回は口腔ケア、アイスマッサージを紹介しました。
以上で摂食・嚥下障害についての項目を終了したいと思います。
半年間、御閲覧頂き、ありがとうございました。

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(参考文献)

  • 脳卒中の摂食・嚥下障害 第2版 藤島 一郎
  • 嚥下障害ポケットマニュアル 聖隷三方原病院嚥下チーム