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PET

1.PETとはなにですか?


PETとはポジトロン・エミッション・トモグラフィ−(Positron Emission Tomography) の略語で、日本語では陽電子放射断層撮影といいます。

「がん」の診断にポジトロン核種である18F−FDGを用いたPET検査が日本では普及しています。


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2.なぜPETで「がん」が分かるのですか?


がん細胞は正常細胞の3~8倍のブドウ糖を消費する性質があります。そこでブドウ糖に似たポジトロン核種であるFDGを用い「がん」の検査をするのです。

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3.PET検査はどのようにおこなわれますか?

  1. 薬剤を体内に投与(静脈注射)します。
  2. 薬剤が血液から体内に吸収されるまで30分~60分ほど待機します。待機中は安静にしておく必要があります。
  3. 待機のあとPETのベッドに仰向きになり検査をします。30分~40分ぐらいでPET検査は終了します。

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4.PET検査で注意すべきことがありますか?

  • 前日の力仕事やスポ−ツは控えてください。
  • 検査前5時間以上の食事制限が必要です。糖分を含まない水やお茶は飲んでもかまいません。
  • 注射後、撮影終了までは安静にしてください。
  • 撮影前に排尿し余分な薬を腎臓、膀胱から排泄させます。

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5.PET検査にはどのような特徴がありますか?

1)長所
  • 全身のさまざまながん発見に役立ちます。
  • 検査に伴う苦痛が少なく、比較的短い時間で全身の検査ができます。
  • 良性・悪性の区別に役立ちます。
  • 全身のがん転移病巣を把握することに役立ちます。
2)短所
  • ごく小さながん細胞が散らばって存在する場合、指摘できないことがあります。
  • 正常でもFDGが集まる臓器(泌尿器系・脳など)は精度が落ちる場合があります。
  • 糖を貯めこまないがん細胞は発見できないことがあります。

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6.PET検査ですべてが分かりますか?

PET検査だけではすべてのことは分かりません。PET検査で発見できない「がん」も存在するため、PET検査だけでなくほかの検査方法(CT、MRI、超音波、内視鏡、血液検査など)も併用して、お互いの検査の利点を生かすことで、より精度の高い診断結果を得ることができます。

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7.PET検査はどのような疾患に保険適応がありますか?

FDG−PET検査は平成14年度から一部の疾患に限って、保険が適応されるようになりました(平成18年度から保険の適応疾患が増えました)。

しかしながら健康診断の場合は病気ではないため健康保険は適応されません。

18F−FDGを用いる場合の保険適応

…悪性腫瘍(肺がん、乳がん、大腸がん、食道がん、膵がん、子宮がん、卵巣がん、頭頚部がん、転移性肝がん、原発不明がん、脳腫瘍、悪性リンパ腫、悪性黒色腫)
…上記のほか、てんかん、虚血性心疾患

これらの診断を目的とし、一定の条件を満たしている場合に限られます。

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