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生化学検査

時代のニーズとともにますます多様化を極める臨床検査業務ですがデータの検出において、より信頼性を高めていくことが大事です。そのためには検査データの確認はもちろん、機械の操作法や検査技師によるメンテナンスも大事になります。

藤元早鈴病院検査室では日立7180という機械を使って検査を行っています。

TP 6.7~8.3g/dl LDL-CHO ♂35.3~79.5
♀42.0~88.0mg/dl
Alb 3.8~5.3g/dl HDL-CHO 50~130mg/dl
A/Gヒ 1.2~2.2 TG 50~130mg/dl
TTT 0~5.0クンケル単位 LAP 30~70IU/dl
ZTT 4.0~12.0クンケル単位 LA ♂3.5~7.9
♀2.6~6.0mg/dl
T-Bil 0.2~1.2mg/dl CRE ♂0.60~1.00
♀0.40~0.80mg/dl
D-Bil 0.1~0.4mg/dl BUN 8.0~20.0mg/dl
I-Bil 0.1~0.8mg/dl S-AMY 43~116IU/l
ALP 104~338IU/l U-AMY 68~500IU/l
GOT 8~38IU/l Ca 8.8~10.2mg/dl
GPT 4~44IU/l Na 135~147mEq/l
LDH 106~211IU/l K 3.3~4.8mEq/l
CRK ♂56~244
♀43~165IU/l
Cl 98~108mEq/l
γGTP 16~73IU/l IP 2.5~4.5mg/dl
ChE 168~470IU/l CRP 0.3mg/dl以下
T-CHO 130~220mg/dl

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クレアチンキナーゼ(CK)と アイソザイム

急性心筋梗塞の診断は、特徴的な胸部痛、心電図所見をもとに行われるが、症例の2~3割は特徴的な胸痛を訴えず、また心電図からは心筋梗塞の診断が困難な場合もあり、生化学的検査による診断が併用して行われる。生化学的検査の意義として、①心筋壊死の診断と発症時間の推定、②再灌流の診断、③梗塞量の推定、④予後の予測、などがある。

急性心筋梗塞診断のための生化学的マーカーとしては、クレアチンキナーゼ(CK)、ミオグロビン心臓型脂肪酸結合蛋白(H−FABP)、および筋原繊維を構成するトロポニン、ミオシンが活用されている。

~検査によって何がわかるか~

CKが存在する骨格筋や心筋、脳に障害が起こると血中活性が上昇するため、これら臓器・組織の障害の有無が推測できる。

CKには、CK−MB、CK−MM、CK−BBおよびミトコンドリアCKの4種類のアイソザイムが存在する。CK−MBは心筋障害で上昇し、CK−BBやミトコンドリアCKは重篤な組織障害で血中に出現して、腫瘍マーカーとして有用である。

~どういう時に検査するか~

骨格筋、心筋障害が予想される時、特に胸痛を主訴として心筋梗塞が疑われるときはCKアイソザイムも測定する。

~異常となる疾患~

心筋障害、主に急性心筋梗塞、心筋炎で上昇する。急性心筋梗塞では発症後数時間で基準値上限を超えて上昇し、16~20時間後に極値となった後減少して、4~5日後には基準値に復する経過をとる。このため、発症直後では基準値であっても3,4時間後に再検査する必要がある。

血清CKやCK−MBの最高値、あるいは積分して得られる総遊出量は心筋梗塞の大きさを推測するのに有用視されている。

その他骨格筋障害、薬剤などでもCKやCKアイソザイムの上昇がみられる。

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