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お薬の保管と管理

皆さんが病院でもらったお薬や近所の薬局で購入したお薬は、どのように保管・管理すればよいのでしょうか。保管や管理の方法によっては、効果が期待できなかったり、事故の元になったりする場合があります。

今回は、お薬の正しい保管方法・管理方法について紹介していきたいと思います。

1.お薬の品質に影響を与える因子

お薬を保管・管理する場合に注意を要する条件は

温度
湿度

の三つです。高温、高湿度、光を避けて保管することが重要です。

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2.温度

日本薬局方では常温は15~25度、室温は1~30度、冷所は1~15度と定められています。通常、室温ですが、薬品によっては冷所(特別に定められているお薬もあります。)の表示や指示が見られます。このような指示があった薬はこの温度を守って保管してください。特に、高温になるような場所(台所のガス台のそば、風呂場、およびそれらに隣接する場所、日光の当たる場所、車やトランクの中など)には薬を置かないようにしましょう。液剤(シロップなど)、点眼薬は雑菌が繁殖しやすい薬剤です。冷暗所(冷蔵庫)が保管場所に適しています。

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3.湿度

通常は50~70%です。梅雨の時期などは湿度が通常よりも高くなります。普段からふたのキチッと閉まる容器に乾燥剤などと一緒に保管すると良いでしょう。

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4.光

光(日光や蛍光灯などの光)は薬の分解をひきおこし、薬を変化させることがあります。「遮光」と表示や指示がされている薬は、光を遮ることのできる容器などに保管して下さい。特に、薬を直射日光の当たる場所は温度も上がるので避けるべきです。

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5.その他

病気の症状が改善されたり、飲み忘れなどでお薬が残った場合は早めに処分しましょう。以前と同じような症状でも原因が違うことがあり、自己判断で服用すると危険な場合があります。また、同じような症状の人にあげたりするのも同様に大変危険なことですので避けてください。余ったお薬の処置に困った場合は、医師または薬剤師にお尋ねください。

お薬はいつも決まった場所に保管することで、飲み忘れや誤って使用することを防ぐことができます。また、お薬の入っていた袋や説明書は、そのお薬と一緒に大切に保管してください。飲み方や使い方が分からなくなった時の参考になります。分からなくなったときは、お薬を調剤してもらったあるいは購入した薬局の薬剤師にお尋ねください。

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以上で、今回の「薬剤講座」は終了します。

次回は、お薬が作用する機序について予定しています。