その他のX線関連機器
歯科パノラマ撮影
歯科パノラマX線撮影法では、形態的に湾曲した顎骨を展開した像として撮影することができる歯科独特の撮影法です。歯および歯周組織だけでなく、顎骨や顔面領域まで及ぶ広範囲な疾患をも対象としています。断層方式(回転方式)のパノラマX線撮影法
断層方式のパノラマX線撮影法は、回転パノラマX線撮影法とも呼ばれ、スリット状X線ビームを回転させて顎骨の展開像を得る撮影法です。スリット撮影法と断層撮影法の2つの撮影原理が利用されています。
この原理で得られた写真を下に示します。

歯の状態だけではなく、下顎骨や顎関節まで観察することが出来、外傷の骨折の有無などを見ることが出来ます。
撮影は、顔を軽く固定して、頭の周りを機械が270度ほど回転します。撮影時間は10秒ほどかかります。
ポータブル撮影
通常のX線撮影室で撮影出来ないような患者さまを、病室や手術室内で撮影する為の、回診用X線撮影装置です。
来院されると、放射線技師が、病棟の廊下などを押して移動するところを、見られることがあると思います。当院では、ほとんどが、胸部と腹部の撮影に使用されています。
右の写真が、ポータブルX線撮影装置です。
バッテリー充電式なので、使用しないときは放射線管理区域内の所定場所で、充電を行なっています。
出力は、撮影室のX線装置に遜色ありませんがX線被ばくの関係上、可能な限り撮影室での撮影を行なっています。

上の写真は、手術室でのポータブルX線写真です。心電図のコード等が写っているのが分かります。このようにとりたい場所で、すぐに撮影できる機動力の高さがポータブル装置の一番の利点です。