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白血球とは?

白血球は、血液に含まれる細胞成分の1つです。
外部から体内に細菌や異物が侵入すると、それらを自分の中に取り込み、殺菌したり処理する働きがあります。
形態的に分類すると、好中球、リンパ球、単球、好酸球、好塩基球の5種類があります。
それぞれ外敵から身体を守るのにとても大切です。

白血球の種類と役割

好中球外から侵入してきた細菌や真菌を酵素や活性酸素により消化、殺菌

リンパ球細菌や異物を判断し、攻撃する

単球外から侵入した異物を食べる

好酸球細菌を殺す。アレルギーに関わる

好塩基球寄生虫などの大きな対象に対して傷害性もつ。アレルギーに関わる

基準値

*白血球数 : 男性 3000~9100 /μl
女性 3000~8700 /μl

*白血球百分率 : 好中球  45~66%
リンパ球 25~45%
単球    2~10%
好酸球   0~7%
好塩基球  0~2%

白血球数は、年齢や時間帯(朝と夜)、激しい運動、入浴、ストレス、喫煙などによって多少の変動があります。

白血球数が異常値を示す疾患

白血球数が異常値を示したときだけでなく、正常値でも質的に異常がある場合もあるので、各種類の割合も調べる必要があります。

種 類 疑われる疾患
好中球 増加 細菌感染、組織損傷・炎症、がんなどの腫瘍、白血病、ストレス など
リンパ球 減少 重症感染症、急性白血病、抗がん剤、放射線照射 など
増加 ウイルス感染、リンパ性白血病、甲状腺機能亢進、副腎皮質機能不全  など
減少 免疫不全症候群、悪性リンパ腫、放射線照射 など
単 球 増加 水痘、麻疹、単球性白血病、ホジキン病 など
好酸球 増加 アレルギー性疾患、寄生虫感染、肉芽腫性疾患 など
好塩基球 増加 慢性骨髄増殖性疾患、アレルギー性疾患 など

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(参考・引用文献)

  • 臨床検査法提要 改訂32版  金原出版株式会社
    http://ketsuekikensa.com/2006/10/post_4.html