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一般撮影(レントゲン)

現在X線は医療では、通常に使用されています。1895年にレントゲン博士が発見した為、レントゲン線とも呼ばれています。
X線は、物質を透過する性質があり、それを利用して体を透過してきたX線をフイルムに焼き付けることによって可視化して、内部の様子を観察するのが、X線写真(レントゲン写真)です。

X線とよく似た性質の放射線にガンマ線があります。
ガンマ線は放射線同位元素の、原子核内のエネルギー準位の遷移により(不安定な状態から安定な状態に移ろうとする)発生するもので、X線は、タングステン・モリブテン・銅などの標的に、加速した電子をぶつけて軌道電子を弾き飛ばし、それを補おうと外側の軌道から電子が移ってきます。
このときに発生する電磁波がX線です。

前でも述べましたが、X線は、陰極から放出された熱電子を管電圧により急加速させターゲットに衝突させることにより、そのエネルギーがX線に変換されて発生します。しかしその発生効率はわずか1%にすぎず99%が熱に変換されるため、ターゲットは非常に高温になります。このため融解点が高く熱に強い金属を使用する必要があります。

X線管装置は、X線撮影技術の多様化に伴いその構造ならびに性能も向上し、現在では一般X線撮影、歯科X線撮影、乳房X線撮影、X線CTなど多くの装置に使用されています。
一般撮影(X線写真)は、X線照射装置とフィルムの間に体を置き、透過したX線で、X線用フイルムを焼き付けて写真にします。

X線はフイルムをはさんだ増感紙を発光させるため、体がX線を通過させた部分では黒く写り、体がX線を透過しなかった部位では白く写ります。
X線の透過度が高い組織は空気(肺)や皮膚、筋肉などがある。逆にX線の透過度が低いものとしては骨や石灰化などがあります。

最近では、フイルム・増感紙を使用せずに、IP(イメージングプレート)を使用したCR(コンピュータラジオグラフィー)やFPD(フラットパネルディテクター)を使用したDR(デジタルラジオグラフィー)が主流となってきて、画像のデジタル化が進んできています。