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リハビリテーションとは?
言葉の意味は、『Re(再び)』『Habilitare(適応させる)』の2つの単語が一緒になって『Rehabilitation(リハビリテーション)』となりました。
中世ヨーロッパでは『教会からの破門の取り消し』、近世では『人間回復・社会復帰・人権回復』という意味※に変わり、現在では『全人間的復権』といったところでしょうか。
リハビリテーションの基本的な枠組みと考え方
リハビリテーションの過程では、基本的能力、応用的能力、社会的適応能力という視点から対象者の生活機能を捉え、制度や社会資源、対象者の個人特性等の背景因子とともに、それらの相互関係について考えて行きます。
したがって、リハビリテーションでは、対象者の心身機能の障害を改善・軽減するのみでなく、対象者を「生活者」=「生活する主体」として捉え、その生活障害の軽減をはかり、本人がより満足のできる生活を構築(再編)していけるように、様々な治療・指導・援助が行われます。

ICF(WHO.2001年)とリハビリテーションの評価および治療・指導・援助内容との対応
リハビリテーションの目標とする能力・生活機能
- 1)基本的身体能力
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運動機能、感覚・知覚機能、心肺機能、摂食・嚥下機能、精神・認知・心理機能等、人が日常生活を営むために必要な、身体および精神機能における基本能力を指す。
運動能力には筋力、筋持久力、筋緊張、感覚・知覚感覚には視覚、表在感覚、固有感覚等が含まれる。
心肺機能には心機能や呼吸機能、摂食・嚥下機能には口唇・口腔機能と姿勢等が含まれる。
精神・認知・心理機能には、注意、集中、記憶、思考、感情、情緒等が含まれる。
- 2)応用的能力
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応用的能力とは、起居・移動、上肢動作、身辺処理、コミュニケーション、生活リズム、知的・精神的活動、代償手段の適応等に必要な能力を指す。
起居・移動にはベッド上の起き上がりや移動、車椅子移動や歩行(杖・補装具歩行を含む)、応用歩行等が含まれる。
上肢動作にはリーチ、把握、離し、両手動作、道具・遊具・機器の操作等が含まれる。
身辺処理には食事、排泄、更衣等が、知的・精神活動には学習能力、計算能力、問題解決能力、現実検討、ストレスへの対応等が含まれる。
代償手段の適応には車椅子や自助具、福祉用具の使用等が含まれる。
- 3)社会的適応能力
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社会的適応能力とは、個人生活適応、社会生活適応、教育的・職業的適応、余暇活動に必要な能力を指す。
個人生活適応には調理やその後の片づけ、金銭管理、家庭設備の使用、住居管理、車の運転・操作等が含まれる。
社会生活適応には、言語的・非言語的コミュニケーション、対人関係、役割行動、社会参加等が含まれる。
教育的・職業的適応には、通学・通勤、作業耐久性、心理的耐久性等が、余暇活動には自由時間の過ごし方、趣味や娯楽、興味の拡がり等が含まれる。
- 4)環境資源
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環境資源には、人的環境と物理的環境がある。
人的環境には家族や友人、ボランティア、支援員等による支援が含まれる。
物理的環境には住宅内外の環境、地域特性、制度やサービスの充足度などが含まれる。
近年のリハビリテーションの動向
- 平成18年度の「診療報酬改定」及び「介護報酬改定」において
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- 「医療保険」では、急性期・回復期の状態に対応し、身体機能の早期改善を目指したリハビリテーションの実施を、「介護保険」では、維持期の状態に対応し、生活機能の維持・向上を目指したリハビリテーションの実施との役割分担がされました。
- 医療保険のリハビリテーションについては、「疾患別リハビリテーション」の創設、「算定上限日数」が導入されました。

- 平成20年度の「診療報酬改定」において
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- 脳卒中等における発症後の早期リハビリテーションの充実を図る(早期加算)とともに、新たに算定上限日数を超えてリハを提供する場合について、1ヶ月あたりに実施できる範囲が設定されました。また、「呼吸器」については、医療保険で対応することになりました。

(脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)の場合)
当センターの紹介
藤元早鈴病院リハビリテーションセンターは、総合的なリハビリテーションを提供できる施設です。
また、退院後は藤元早鈴病院通所リハビリテーションセンターや、大悟病院通所リハビリテーションセンター、訪問リハビリテーションを中心に、その他介護保険領域でのリハビリテーションとの連携を図り、当院での急性期から回復期にかけてのリハビリテーションから維持期のリハビリテーションにスムーズにつながるように努めています。
訓練内容
- 理学療法

理学療法の中心は運動療法であり、起き上がる・座る・立つ・歩くなどの基本的な動作能力の回復を目指します。
また、物理療法(温熱・寒冷・電気)や装具療法なども行います。病気やケガ、高齢者のトレーニングが中心ですが、 生活習慣病の予防、コントロール、障害予防等も行っています。
- 作業療法

「トイレに行く」「畳の部屋で立ち上がり歩く」といった生活に必要な応用動作能力を向上させたり、道具を利用したり環境の調整をして、自立した生活を目指して実施されます。
そのために作業療法では、ひと・もの・活動・場所・時間などの作用を活用して、対象者の心理的な援助を中心に、対象者の主体的な生活の再建を目指します。
- 言語聴覚療法
音声・言語・聴覚障害によりコミュニケーションに問題を生じた方に対して専門的サービスを提供し機能回復や維持向上を図り、コミュニケーション能力の改善を目指します。
また、食べること・飲み込みに問題を生じた方に対しても専門的に対応し、指導・助言を行います。
- 〒885-0055都城市早鈴町17-1 藤元早鈴病院内
- 電話 : 0986-25-1313 FAX :0986-25-3950
- E-mail : rehabili@fujimoto.or.jp
- 相談担当 :

