トップページ > 藤元早鈴病院  > 先進医療センター > 64列ボリュームCT

64列ボリュームCT (64 channel Volume CT)

2006年6月、藤元早鈴病院、宮崎循環器病院に導入!

ボリュームCT(64 channel Volume CT)とは?

CT血管撮影像従来のマルチスライスCTでは、最高の分解能を選択すると LightSpeed VCT の1/4の領域しか撮影できず、広範囲を撮影しようとすると高い分解能は得られませんでした。

薄いスライスと広い領域のスキャンの両方を同時に可能にしたのが、ボリュームCT LightSpeed VCTです。

静止臓器では1秒で、肺では2秒で、全身は10秒以下で撮影することが出来ます。これらは従来のマルチスライスCTの半分以下であり、患者さまにとって息止めの時間が短くて楽に検査できるようになりました。

また、撮影時間が短いことにより、造影検査時の造影剤の量も従来より少なくてすみ、患者さまの体の負担も軽減できます。

ページのトップに戻る

新しい検査方法

ボリュームCTの最も顕著な点は、全く画期的な検査手法が試みられていることです。

たとえば、たった5心拍の間に全冠状動脈が撮影できます。また、心拍のゲーティングを取りながら肺の上端から下端まで高分解能イメージを生み出せるので、大動脈解離・冠状動脈狭窄・肺動脈梗塞など3つの重篤な状態の診断が1回の造影検査で容易に実施できます。

毎年、救急外来に運ばれるという、約500万人の胸痛患者さまの原因特定が正確に行えるのは大変大きな利点です。

冠動脈狭窄3D構成画像

ページのトップに戻る

従来のMT-CDとの違い

1回転でのスキャン領域
16列MD-CT:10mm 64列Volume-CT:40mm
16列MD-CT:10mm 64列Volume-CT:40mm
スキャンスピード
16列MD-CT 64列Volume-CT
心臓 16秒 4~5秒
胸部 4~5秒 2秒
腹部~足 20~30秒 10秒
造影剤の量(心臓検査において)
16列MD-CT 32列MD-CT 64列Volume-CT
80~100cc 60~80cc 30~40cc

ページのトップに戻る

ボリュームCT症例画像

ページのトップに戻る

被ばく線量の低減

64 channel volume CT LightSpeed VCT は、Adaptive Statistical Iterative Reconstruction (ASIR) という新しい画像再構成技術を採用することにより、従来では実現できなかった、高解像度高画質を最小限の被ばく線量で実現できるようになりました。

従来のX線CTに比べて高い解像度であるにも関わらず、30~50%の被ばくを減らすことが可能になりました。

ページのトップに戻る