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ガンマナイフ

ガンマナイフは手術することなく脳内の腫瘍や脳動静脈奇形などをガンマ線で治療する定位放射線治療機器といわれる分野の治療装置の一つです。
日本では1990年の導入以来、すでに16万人以上の方(2010年12月現在)がこの治療を受けておられます。
当院でも1997年の治療開始以来、約3500名の方の治療を行ってきましたが、さらに精度が高く、迅速な治療が可能なガンマナイフの最新機種を導入しました。
ガンマナイフパーフェクションはガンマナイフ治療を新たなステージへと導いてい
きます。
- ガンマナイフの構造
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放射線ユニットは192個のコバルト線源を有し、半球上部に位置します。このコバルト線源からビームが照射され、0.1mm以内の誤差という正確さで一点に集中します。
線源の幾何学的配列と照準システムが病巣周囲にある正常細胞が吸収する線量を最小限に抑えます。
また放射線ユニットは厳重にシールドされており、さらに照射を行わない間は、コバルトがホームポジションに戻ることで、患者様や医療スタッフが放射線に被曝するのを回避できます。 - ガンマナイフの安全性
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ガンマナイフは患部に集中するガンマ線に比べ、周囲のガンマ線量が急激に減衰します。
したがって健康な脳組織への影響はほとんどなく、有害な後遺症も抑えることが可能となりました。
また全身麻酔が必要ありませんので、余病や年齢に関係なく安全に治療を行えます。 - ガンマナイフパーフェクションの精度
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ガンマナイフパーフェクションは0.1mm単位の精度で照射野を設定することができます。
マニュアルで照射位置を設定していたタイプBよりも、さらに正確な照射を行うことが可能となりました。
積み重ねられた治療効果
- 脳深部病変でも安全に治療
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ガンマナイフは病変が脳深部であっても問題なく治療できる装置です。
したがって顕微鏡手術をもってしても種々の合併症が問題となる病変にも安全な治療を可能としました。
その結果、ガンマナイフによる治療は数多くの医療関係者に支持され、当院でも1997年以来約3500名の方の治療を行わせて戴きました。 - 高い治療効果
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当院でも治療開始以来、各疾患に高い治療効果が得られており、例えばガンマナイフ治療の開始により、以前は治療困難と考えられていた転移性脳腫瘍でも、その治療効果は90%程度に認められます。
一方、脳浮腫などの副作用は数%に過ぎません。
そのほか手術が必須であった脳の良性腫瘍や脳動静脈奇形でも治癒させることが可能となっています。

ガンマナイフタイプBからパーフェクションへ
今回、当院が導入したガンマナイフパーフェクションは日本で10台目となるガンマナイフの最新機種です。
ガンマナイフタイプBでは手作業で行っていた多くの作業が自動化されたことで、治療の正確性が向上し、治療時間も大幅に短縮されました。
さらに治療可能な範囲も拡大され、治療適応が広がっています。
他の放射線治療機器とのコラボレーション
当院にはサイバーナイフⅡ、リニアックという異なる放射線治療機器があります。
これらの治療機器は、それぞれ得意とする病変の大きさや種類が異なります。
それぞれの治療機器を病変毎に選択することで、最適でより有効、かつ安全な治療を行うこ
とが可能となりました。


ガンマナイフによる治療手順
- 1.フレーム装着
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頭皮、頭髪の消毒後、局所麻酔下にフレームを4本のピンで頭部に固定します。
なお散髪、剃毛は不要です。
- 2.病巣部の位置決め
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特殊なプラスチック製の目盛りをフレームに装着して、MRI・CTなどの検査を行い、 病巣の位置、大きさ、形状を把握します。
- 3.治療計画
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病変の種類、位置、大きさ、形状により3種類のコリメータを多様に組み合わせながら、コンピュータで治療計画を作成していきます。
- 4.照射
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頭部に装着したフレームを治療用ベッドに固定すると、その後は自動で照射が行われます。
照射中は特に大きな音がすることもなく、また痛みもありません。




