大悟病院について
当院は、社会的ストレスに関係が深い依存症と高齢化社会が進む中で大きな問題となる、老年期の精神医療を専門とする病院です。
平成18年7月に新病棟が完成し、静寂な環境の中で患者さまはもちろんのこと、ご家族も納得していただけるように、全職員がまごころを込めて献身的に治療を行っております。
現代は各種の嗜癖(アディクション)が氾濫し、嗜癖(しへき)の時代と言われています。
このような時代背景もあり、当院のアディクション病棟では、朝夕の座禅・集団精神療法・認知行動療法・社会技能訓練・院内集団研修会・院内自助グループ(AA・断酒会・GA)・高齢者のグループ療法・女性ミーティング等のプログラムを実施し、アルコール依存症をはじめ、薬物依存症(処方薬・店頭薬によるものが意外と多いのです)、病的賭博(ギャンブル依存症)、摂食障害などの治療を積極的に行っています。
また、歴史的にも嗜癖医療に関して県内のリーダー的役割を果たしてきています。
老年期精神疾患センター部門では、高齢者のうつ病、適応障害、認知症などの診断とその対応に、専門的に取り組み、特に、認知症の早期診断と治療に力を注いでいます。
認知症に伴う行動障害への対応は、地域の医療施設、福祉施設などと連携しながら行っております。
また、地域の皆さまへの知識の普及や、人生の最後に当たる看取りの医療にも積極的に取り組んでおります。
大悟病院の概要
- 診療科目
- 精神科神経科内科
- 病床数
- 311床 ( 精神 )
- 特徴
- アルコール依存症専門病棟精神認知症老人病棟
治療方針
自由な雰囲気の中で治療に専念して頂くという主旨のもとに、開院当初より開放病棟にして治療を行っています。
ここで少しアルコール依存症について触れてみたいと思います。
アルコール依存症はただ単に身体的に疾患を及ぼすだけではありません。
飲酒した結果、例えば、精神 ・ 身体的な問題として飲酒時の記憶の欠損 ・ 隠れ飲み ・ 銘酊による事故や怪我、社会的な問題としては飲酒運転 ・酔って路上に寝たり ・電話魔職業や経済的な問題としては二日酔いで仕事を休んだり、酒代を確保するために借金を作ったり、家庭問題としては配偶者や子供たちへの肉体的な暴力や言葉の暴力等( これは一部ですが)こういった生活上の問題としてトータルに出現して、生きていく上で支障をきたしているようであれば治療をする必要があります。
また、酷くなると手が振るえたり、日中や就寝時にたくさんの汗をかいたり、けいれん発作、幻覚などの離脱症状が出現してくれば即入院が必要でしょう。
そして上記のような事が繰り返して家庭の中で起きてくると、対応に苦慮しながら抱え込みうつ病など家族も病気になっていきます。
そういった方が身内や御家族にいらっしゃいましたらまず御相談下さい。